SOLUTIONFTTHソリューション
- R-PONシステム
- RFoGシステム
R-PONシステム
支障移転などの
光幹線メンテナンスを効率的に。
強靭化にもなる冗長化で
FTTHネットワークの信頼性アップ
PDS(Passive Double Star)方式のFTTHでは、光幹線のメンテナンスや断線事故などの際、迂回ルートが存在しないため、場合によっては長時間の停波が発生します。停波によるサービス停止は顧客満足度の低下に直結し、解約などの要因となることもあります。当社のR-PONシステムは、従来難しかったFTTHの冗長化を実現し、サービス停止のリスクを大幅に低減し信頼性を向上させます。
これは天災等による有事の際の強靭化にはもちろん、日常的に発生する支障移転や住宅火災、車両事故など光ケーブルのメンテナンス時にも大きく貢献します。
このようなお悩みを解決します
- FTTH化をしたものの、光幹線障害に起因する顧客からのクレームが増加した。
- 光幹線のメンテナンスは長時間に及ぶことがあるため、作業時間が深夜に限られる。
- 激甚化傾向にある天災に備えた伝送路の強靭化を行いたい。
- 冗長化をなるべく低コスト/省スペースで行いたい。
システム概要
センターに冗長機器を、ループ状の光伝送路にパッシブ冗長クロージャを設置し組み合わせることで、アクセス系光伝送路を冗長化します。障害発生時には自動でバックアップルートに切り替わるため、FTTHのメリットを活かしながら、HFC以上の信頼性を確保できます。
RFoGシステム
DOCSIS資産を活かして
FTTHへマイグレーション
設備投資額を抑えて
システムのグレードアップ
FTTH化の急速な進展に伴い、ケーブルテレビ事業者の頭を悩ませる課題の一つが「DOCSISケーブルモデムシステム」からの更改による、多額の設備投資です。将来的なPONシステムへの移行は見据えているものの、地域性や加入者需要の観点から早急に導入する必要がない場合、DOCSISケーブルモデムシステムの資産を活用しつつ段階的にシステムをグレードアップするという考えは事業収支の観点から非常に合理的です。
当社が提供するRFoGシステムは、現在運用中のDOCSISケーブルモデムシステムを継続して使用しつつ、既存インフラであるHFCをFTTHに置き換えていくことが可能です。大規模改修にあたるFTTH化を、採算性と高度化を両立させながらマイグレーションできますので、加入者満足度の維持/向上につながり、新規加入や解約防止などの効果も期待できます。
このようなお悩みを解決します
- 他のFTTHサービスに顧客を奪われているが、多額の設備投資が困難。限定的にでも高度サービスを導入したい。
- 導入から日の浅いDOCSISシステムがあり、減価償却が終わっていない。
- HFCインフラのシステム更改の時期が迫っており、将来需要に備えてとりあえず伝送路はFTTH化しておきたい。
- 集合住宅に対しては既存のDOCSISシステムを使用し続けたい。
システム概要
センターに光送受信機を追加し、加入者宅には保安器をR-ONUに変更するだけで、既設設備のままBS・CSパススルーサービスやDOCSISによる通信サービスを提供できます。棟内工事も不要です。また、GE-PON方式との併用運用ができます。
集合住宅対応
戸建と同様に集合住宅の場合も、センターに光送受信機と集合住宅側にR-ONUを1台設置するのみで対応できます。ケーブルモデムなどの設備はそのまま使用でき、棟内工事は不要です。