2021.04.26
シンクレイヤとSDGs
SDGsとは
まずは基本的なこととなりますが、SDGsとは「SUSTAINABLE」「DEVELOPMENT」「GOALs」の略称であり、日本語に訳せば『持続可能な開発目標』となります。SDGsは、「誰ひとり取り残さない」持続可能性のある世界の実現に向けて、2015年9月の国連持続可能な開発サミットで採択された、2030年までに達成すべき17のゴールのことです。また、各ゴールには、詳細な169のターゲットが定められています。この実現には、世界中が協力して行う必要があることから、国連のすべての加盟国において、官民が連携し取り組みことが要請されています。途上国だけではなく、先進国も含めたすべての国が行動することなどが特徴です。
企業とSDGs
企業がSDGsに取り組むことは、持続可能な世界をつくることに加え、次のような価値があると言われています。
・ビジネス機会の拡大
いわゆる、『ビジネスチャンス』と呼ばれる正の側面を強化することです。また、
・リスクマネジメント
といった、企業が守るべき責任を同時に果たすことで、負の側面の最小化が図れ、結果的には自社の持続可能性が高まり、企業価値が向上することにもつながります。
シンクレイヤとSDGs
当社はその前身となる愛知電子株式会社創業時より、『良好な受信環境できれいなテレビ放送を各ご家庭に届ける』という思いから、直列ユニットの開発や共同受信機器の製造、施設の施工などに取り組んできました。
その思いは、デジタル化社会となった今でも『人びとの生活をより豊かに、そして安心・安全な生活を送れる情報インフラ整備』へと拡大され、社会貢献に努めています。そこで当社では、これらの事業活動をSDGsに紐づけ、経営に取り入れていくこととしました。
SDGsの達成に向けて
2021年、当社は若い社員を中心とした『SDGs推進ワーキンググループ』を立ち上げ、具体的な取り組み、企業経営に向けての作業を開始しました。まずは自社の取り組みをSDGsに当てはめる『マッピング』と呼ばれる作業から始め、その後目標の設定、経営への統合、ステークホルダーの方々への報告へと進めていきたいと思います。
その際には、ステークホルダーの方々からの期待に加え、当社の社会で果たすべき責任を重視するとともに、『シンクレイヤらしさ』を大事にした活動としていきたいと考えています。